糖質制限中避けるべき調味料

太る、または体調が悪くなる、老化の原因になるという健康美容の敵だと思われがちな脂質ですが、本当は身体に良い欠かせない栄養素なのです。最近ではコレステロールが高めの人の方が健康で長寿だということが分かってきました。

また、脳はほとんどが脂質から出来ているので脂質が不足すると認知症になる可能性が高まりますし、ホルモンの原材料もコレステロールなので、脂質が不足すると不妊症やホルモンバランスの崩れによる体調不良を引き起こしてしまいます。

ダイエットをしようと肉や魚、卵、バターなどのタンパク質、バターや油などの脂質を制限すると、体調を崩す原因になるのです。また見た目の老化も進んでしまいます。お米は太らないといって多く脂質の変わりに多く摂取する人がいますが、それは間違いなのです。炭水化物の過剰摂取は中性脂肪を増やしてしまいます。

ダイエットの敵、健康の敵、美容の敵は糖質の過剰摂取なのです。ヘルシーだと思われていた米だけでなくパンや麺などの炭水化物は体内に入ると糖質となります。また、いも類も糖質が多いですし、人参やごぼう、とうもろこし、トマトなども糖質が多い野菜です。果物も糖質です。炭水化物に加えてこれらのいも類、糖質の多い野菜、果物、そしてクッキーやケーキなどデザートを食べていると明らかに糖質過剰摂取になってしまうのです。

そして見落としがちなのが調味料です。砂糖が多く使用されている調味料を頻繁に使用しているとさらに糖質過剰となります。糖質が多い調味料は、ケチャップ、コンソメ、ウスターソース、みりん、カレールー、はちみつ、すし酢、白みそなどがあります。直接砂糖を舐めているような甘さじゃなくても、糖質が多い調味料に慣れてしまっていることが多いのです。

健康の為には、糖質制限をして脂質を増やす食生活が最適です。糖質を多く摂取すると中性脂肪が増えるだけでなく、体内のタンパク質と糖質が合体して糖化という細胞の変性現象が起こります。この糖化が老化の原因とも言われているのです。

良質な肉、魚、卵などのタンパク質、そして良質な油や調味料で調理することです。糖質の少ないのはマヨネーズ、料理酒、リンゴ酢、バルサミコ酢、醤油、などがあります。そして油であればオリーブオイルが便利です。

身体に良い油は亜麻仁油などもありますが、酸化しやすいので加熱調理には向きません。オリーブオイルは炒め物などの加熱調理にも使いやすく、またドレッシングなどそのままでも使用しやすいのです。